会社にいけなくなった話

仕事探し – 会社に行けなくなった話
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仕事を探し始めた話

仕事探し

小さな企業

🗓️ 2026.04.09

こたつにパソコンを置いて、いろんな仕事を探してみた。

私はもう若くない。
正社員や派遣は一旦置いて、
「アルバイト・パート・社会保険完備」を軸に探すことにした。

業務内容も時給も時間も、ほぼ希望通りの小さな企業を見つけた。
あんな政治じみた組織で、もう二度と働きたくない。
思い切って応募してみた。

何年ぶりやろ、リクルートスーツ。
体型はそんなに変わってなくて少し安心した。
埃を払って、面接へ向かった。

面接官は、とても綺麗な社長夫人。
最初は緊張していたけど、気さくに話してくださって、
気がつけば時間をオーバーするくらい話し込んでいた。

前職で何があったかは、もちろん話していない。

場所は、前職から目と鼻の先。
正直、そこだけは引っかかっていた。

それでも、その不安が薄れるくらい、
雰囲気のいい会社だった。

大手企業にチャレンジ

🗓️ 2026.04.14

ネットで何社も応募した。

ある企業は書類で落ち、
ある企業は何の連絡もなかった。

それでも、探し続けた。
ここで止まるとエンジンも止まると思ったから。

目に入ったのは、自宅近くの企業地帯にある会社。
希望通りのパート募集。
業務内容を読んでいるだけでワクワクして、すぐ応募した。

「どうせ書類で落ちる」
そう思いながら。

応募から一週間後、最終面接の案内が届いた。
正直、そこまで行くとは思っていなかった。
年齢のこともあり、ずっと自信がなかったからだ。

いざ、面接へ。

今回も面接官は気さくな女性で、
前日までのあの緊張は、気がつけば消えていた。

私はExcelの業務に加えて、
画像処理やサイト管理を趣味で続けている。

その点を評価していただき、最終面接まで進んだと聞いた。

ポストカード調にした犬たちの写真や、
犬たちのブログページをポートフォリオとして持参。
「これ持って行ってこい!」とこの子達が言ってくれてる気がした。
この地獄の一年半は決して無駄ではなかった。

何より印象に残ったのは、
チームで作り上げていく職場の空気。

実際に働いているフロアを見せていただき、
どんな資料を作っているのかも教えてもらった。

「これが企業なんやな」
そう思った。

前職で感じていたあの孤独感や、上層部への違和感。社内政治。
ここには、微塵もなかった。

こんな場所で働けたらいい。
心から、そう思えた。

あかんと思ってた、その先

🗓️ 2026.04.17

「⚪︎⚪︎様でしょうか、是非御社にご入社頂きたくご連絡差し上げました」

大きなフロア、パソコンだらけの風景。
私がやりたかった仕事そのもの。

夢を見ているようなこの瞬間。
もう以前のような孤独な働き方はない。

信じられんかった。
「あかん」と思ってたのに。

同時に、小さな企業からも採用の連絡があった。
何もかも信じられんかった。
その企業のご担当の方曰く、
「子育てを終えた世代の方は安定して長期で働いてもらえるんです」
なるほど、そういうことか。

年齢で振り落とされるという時代ではないと自分が体験して知った。
なので今後転職を考える人たちも、自信を持って探してみて欲しいと思った。

一生働けないと思っていた。
このままずっと引きこもるんかと思って過ごしてきた。

この間に身につけたスキルと、辛さと、悔しさ。
全部、このためにあったんかもしれん。

どちらもいい企業だったので、本当に悩んだ。
こんな嬉しい悩みがあるとは思ってなかった。

来月から心機一転で働くことを決断した。

一生働けないと思っていたあの頃から考えたら、
ここまで来れたことが信じられない。

あの時間があったから、今がある。

そう思える場所に、ようやく辿り着いた。

一つずつ、私の不安は消えていった。

あの時の自分へ

🗓️ 2026.04.23

あの時の自分へ。

先のことなんて何も見えへんくて、
毎日がただ過ぎていくだけやったな。

何でこんな目にあってるんやろって、
何回も思ったやろ。

正直、「もう消えてしまいたい」って思った日もあったやろ。

でもな、ちゃんとここまで来たで。

あの時は分からんかったけど、
あの時間は無駄やなかった。

しんどい中でも手を動かして、
できることを増やして、
気づいたらちゃんと前に進んでた。

犬たちも、ずっとそばにおってくれたな。

あの子らがおらんかったら、ここまで来れてへんと思う。

今の自分は、無理して頑張ってへん。
でもちゃんと立ってる。

それで十分やと思う。

これからは、無理せんでええ。
ちゃんと普通に生きていこ。

ほんまに、おつかれさま。